2007年12月19日

ピュアメール

僕が彼女に出会ったのは春------桜の舞い散る季節だった。それまでの僕は他人を拒絶して生きてきた。他人の事なんて知らない。僕の事を知って欲しいとも思わない。友達が欲しいなんて思った事もなければ、彼女が欲しいと思った事も無い。はじめからいらない。ずっと、そう思って生きてきた。ずっと、そういう風に生きて行くはずだった。でも・・・・・・僕は出会ってしまった。僕の生き方を変えてしまう存在------奈川碧に。なぜ彼女の事が、これほどまで気になるのか。それは自分でもよくわからない。だけど、これだけは言える。彼女の存在が、僕に何らかの変化を与えたのだ・・・・・・彼女を中心にして、新たな歯車が回り始める。僕はそこで、何を想い、どう変わって行くのだろう。    無料体験版ダウンロード