2009年02月21日

カミ☆たま ―神様のたまご―

沙門天馬は小さな町で喫茶店のマスターをしている。大学を卒業した天馬は企業に就職するという道もあったが、愛着のある店を続ける事を決める。ある日、外出中に古ぼけた神社を見つける。そこは幼い頃よく遊んだ場所で、昔を懐かしみながらお参りでもしようと一際大きな鳥居をくぐった。すると、どこからともなく声が聞こえる。「あなたの願いが1つだけ叶うわ」程なくその不思議な声は消える。翌日、主人公の元に二人の少女が訪れた。少し大きなたまごを大事そうに抱えながら「あなたの願いを叶えに来たの」真音と鈴音と名乗る二人の少女は、主人公の願いを叶えるか否かに自分たちの運命がかかっていると言うのだ。主人公は花楠と顔を見合わせて突然の出来事に戸惑うが、他に帰る所がないという二人の女の子を寒空の下に放り出す事もできない。こうして、二人の少女との奇妙な共同生活が始まる。と同時にその影で、黒髪をした幼い少女が不吉な足音を立てて近づいている事を知る由もなかった。    無料体験版ダウンロード