2009年04月24日

ねとって女神ネオ

時は古代、場所は古代ギリシャ風の国「アルゴス王国」の、とある町。魔物「ゴルゴン」の血を引く主人公メドンは、神や人間たちから忌み嫌われ、ひとりさびしく町でひっそりと暮らしている。かつて、彼の母親である魔物メデューサは、勇者ペルセウスに退治された。メドンは母を失い、父である海神ポセイドンにも忌み嫌われて見捨てられた。唯一、好意的に接してくれていた、愛しの女神アンドロメダも今では、憎きペルセウスの妻になってしまっている。普通に生きていきたいだけのメドンであったが、町では、黒い髪の黒い瞳、髪の毛が動く化け物として嫌われ、嫌がらせをされている。そんなある日、積もりに積もった怒りが爆発した勢いで、メドンの中で眠っていたゴルゴンの力が発揮され、町の人を石に変えてしまう。しかし狙ってやったわけではないので、自分ではどうやったのかわからない。この噂を聞きつけた勇者ペルセウスは、メドン討伐に向かう。彼にとっては、二度目のゴルゴン退治の旅である。メドンは町を追われるはめになり、洞窟でくらすようになる。母だけではなく、自分までもが、ただ魔物というだけで退治されようとしている理不尽さに、メドンは怒りの気持ちを燃え立たせる。人間が憎く、自分を捨てたポセイドンが憎く、神が憎い。何より、母の敵であるペルセウスへの憎しみは募るばかりだ。ペルセウスへの復讐を誓うメドンであった。メドンを退治するために町にやってきたペルセウス一行は、町民に大歓迎される。メドンはペルセウスの様子をうかがうが、彼は3人の強力な女神を引き連れてきており、とても勝てるとは思えない。いまはひたすら逃げ隠れするしかないかとメドンは失望するが、そこに、彼の身を案じた女王アンドロメダがやって来る。アンドロメダは、全員と同時に戦うのではなく、ひとりずつ別々に相手してはどうかと提案する。そして、女神たちの弱点などを教え、戦うためのアドバイスをする。メドンはアンドロメダに感謝し、女神たちをひとりずつ別々に籠絡する事に決める。    無料体験版ダウンロード