2009年04月09日

キリエ・エレイソンPCDX -今宵は触手で孕ませNIGHT-

それは、現在から遡って数百年前のこと。広大で自然が多いことから、<恵まれた大陸>と名付けられた大陸ヴィアートには数十の国家が乱立し、いがみ合っていた。その中で、最終的に勝ち残っていったのは、大陸の東海岸に位置する、クロヴィリアという国家だった。山と海に面したその国家は、農耕民族と海洋民族が共に手を取り合い造り上げたもので、その緯度は、大陸のちょうど中央部に位置している。よって、クロヴィリアは大陸東部の交通の要所だった。しかし、クロヴィリアが一国の手に渡るとまずい。そう考えた近隣諸国は、クロヴィリアに協力し、クロヴィリアと同盟を結んでいった。それによって、クロヴィリアは大陸東部の商業都市として栄えてゆく。クロヴィリア王国三代目皇帝アル=クロヴィリアは、豊富な資金と技術を駆使し、強力な軍隊をつくりあげていたのだ。それから数年の月日経て――クロヴィリア王国は大陸を統一した。その後数百年の月日が流れ、現皇帝は十三代目ラル=クロヴィリア。これは、その一人息子であるクロト・クロヴィリアの花嫁探しの物語である……    無料体験版ダウンロード