2009年06月19日

アウトライン

大学で所属する鉄道同好会の撮影旅行のため、サークル仲間達と山間の温泉地にやってきた鹿島真一(主人公)は、そこで島崎瑞穂という少女と出会う。彼女は、地元の人間らしいが、何故かこの土地を嫌い、東京で働いていた。そんな彼女が気になりながら就寝した真一は、袴姿の女性に胸を射られる夢を見るのだった。翌朝、夢の中で射られた部分を見てみると、痣になっていた。不気味な思いに駆られながら、次の撮影場所に向かった真一は、その帰り、またも不思議な出来事に遭遇する。乗り込んだ電車の路上に、昨夜の夢の中の女性が現れ、弓を構えると、真一に向かって矢を放ったのだ。しかし、その矢は真一を捉えることはなく、その女性も幻のように消えてしまった。しかし、偶然乗り合わせていた瑞穂の「……姉さん?」と呟く声を真一は聞き逃さなかった……。    無料体験版ダウンロード