2009年09月25日

主治医の淫謀

夫の圭一郎さんが体調を崩してしまった。主治医の野山先生に診てもらったのだけれど、ストレスからくる疲労だと言われ、しばらく安静が必要だという。圭一郎さんの療養が長引いてくると、恥ずかしい話、『夜の営み』のことで悩むことになってしまった…。体調不良の夫に頼む訳にもいかず、ひとりで慰めようにも、夫と娘が家にいる状況でそんな機会が頻繁にあるわけでもない。私はひとり悶々とした日々を送っていた。そのせいなのか最近では野山先生が往診に来ると、なぜか胸がドキドキと高鳴ってしまう。そうした後は必ずと言っていいほど夜まで体が火照り、余計に体を昂ぶらせる結果となってしまうのだった。これは私が欲求不満で、ただ単に男の人に昂奮してしまっているだけ?それとも何かの病気の兆候なのかしら?そうでなければ、私はもしかして先生のことが…。“ピンポーン”あ…、先生が来たみたい。    無料体験版ダウンロード