2010年02月26日

DARCROWS-ダークロウズ-

大陸にまたがるコルデージュ平原には五つの国がありました。…オロシャ…アストリア…リクレム…そして特に大きい、レーベンとカルネアという二国は、永く人格者の王に治められ、人々は平穏無事な日々を送っていました。しかしある日、レーベンが突如として均衡を破りカルネア国に侵攻を開始します。二国間の戦争は半年を越えてなお続き、そのさなかカルネア国王ドトールは重い病に倒れました。その日を境にカルネア軍の戦局はじりじりと傾いていきます。近隣国に助けを求めても、レーベンのにらみが強く、どの国も首を縦に振りません。前線では兵たちが疲弊し、もってあと1ヶ月…。王のいないカルネア城で、降伏か否かと、残された王妃と王女たちが困り果てている所に、一人のぼろをまとった男が現れました。彼は8年前、こつぜんと城から姿を消したカルネア騎士団副長、クロードでした。居合せた者たちは、余りにも印象の変わった彼に、いぶかしげな視線を向けながらも、彼の話に耳を傾けます。彼はこの窮地を救うために、他国からの傭兵団を雇う事を提案します。傭兵団ならば、国家の意志とは問題ありませんし、実戦経験も豊富です。金さえ払えればなんら問題はありません。だが、現在のカルネアには、既に傭兵を雇い入れる資金がありません。そこでクロードは、王妃にその身体を使ってお金を得ることを提案します。王妃はその提案を受け入れます。その日から、クロードによる王妃と二人の姫への調教が始まるのでした…。    無料体験版ダウンロード