2010年05月07日

デミウルゴスの娘 俺だけの巫女姫

交通事故により意識不明となった半年後──夢枕に巫女が立った。「これを預かって下さい」──彼女が俺に手渡したのは、白木の鞘に入った懐刀。「この懐刀が失われると、この国に大いなる災いがもたらされます」その言葉を残して、巫女は消えた。翌朝、奇跡的に目を覚ました俺の手に、しっかりと握られた懐刀。退院後──家に帰った俺の前に、ふわふわと漂う巫女さんがあらわれた。彼女の名は、玉依姫(たまよりひめ)──記憶を無くした正体不明の存在。しかも、彼女は、俺だけに見え、俺だけが触れられる巫女さんだった!!時を同じくして、俺の周囲に不気味な者たちの影が見え隠れし始める。俺の命を狙う謎の修道女と黒服の男たち。生命の危機に、俺は玉依姫の懐刀で他人の心を“斬る”力を得てしまった!果たして、俺が得たデミウルゴスの力とは?その力で、俺は、家族や大切な人の命を守る事が出来るのだろうか!?    無料体験版ダウンロード