2010年07月30日

憑かれた幼馴染に精を注ぐ男

『嬉野祝詞』には眠りについたままの親友が居た。どこへ行くにも何をするにも一緒だった三人。だが事故がその輪の一つを欠けさせてしまう。彼女が目覚めない眠りについてから続く、週に一度の見舞い。何年も通う病室。今日も同じ情景が目に映るだけだと思っていた。だが、月が白い病室を蒼々と照らす中、窓辺に佇む目覚めぬ筈の少女と言葉を交わした時、快楽に彩られた夜の物語が始まる。    無料体験版ダウンロード