2010年08月13日

ボクん家の家性婦さん

主人公、井ノ原純はサラリーマンの父と二人暮らし。毎日、平凡な日々を過ごしていた。そんなある日、父が長期の出張で家を留守にすることになった。純は幼少の頃から、父と分担して家事なども行っていたので、それ程困ることはないと思ったが……父の出張当日。その日も、いつもと変わらず学校から帰ってきた純。すると見知らぬ女性が玄関の前に立っていたのだ。……誰だろう。「あ、あのぉ〜」純が声を掛けようとすると……純に気づいた女性がクルリと振り返る。……そして。「純君ね、わたし家政婦紹介所から来た藤崎奈緒美。今日からヨロシクね♪」「か、家政婦さん……!?」家政婦さんが来るなんて、父からは聞かされていない。混乱気味のまま、取りあえず家政婦と名乗る女性と一緒に家に入った。するとテーブルの上に一枚のメモ紙が置かれていた。“一人じゃ寂しいと思ったから家政婦を雇った、いっぱい甘えさせてもらえ”たった一行の父からの手紙には、そう書いてあった。しかし、家政婦さんに何をお願いすればいいのだろう……当然ながら純には初めての経験だ。食事の用意?洗濯?そんなことを考えていると、ふんわり甘い香りがした。「ふぅ〜ん、なるほど。純君を甘えさせてあげればいいのね。」「うわっ!」気がつくと奈緒美が手紙を覗き込んでいる。「勝手に見ないでくださいよぉ」慌ててメモを後ろ手に隠す純。……と、その時。ピンポーンチャイムが鳴った。純が玄関に向かうと、そこにはまた知らない女性が立っていた。しかも二人。彼女たちも、家政婦としてこの家にやって来たというのだ。一気に3人もの女性が、僕の家の家政婦さんに……しかも住み込みで。父が間違えて雇ったのか……それとも意図的なのかは定かではない。しかし一つだけ間違いないことがあった。それは3人ともすごく美人だということ。こうして、突然始まった家政婦さん達との同居生活。いったいどんな展開が待っているのか…    無料体験版ダウンロード