2011年12月02日

翠の海-midori no umi-

主人公、櫂は森の中で目を覚ました。どうしてここにいるのかわからず、自分の過去すらも全く思いだせない。立ち上がり少し歩くと、そこには一面を森に囲まれた、小さな湖……水面は風が吹く度にきらきらと光る。そこは神の奇跡にも似た、小さな楽園……「いらっしゃい。あなたも、来たのね」櫂の前に立つ、美しい少女・みちる。みちるは湖の傍にある洋館に櫂を招き入れる。そこでは同じように自分の過去を知らない少年少女たちが、集団生活を送っていた。みんなが同じだという境遇が絆をより一層深めて行く……何も知ろうとしないことを誓えば、確実に訪れる幸せ。そこは翠の海に沈んだ、小さな楽園。海にいれば空に憧れ、そして……人は知りたくなる。この場所の意味を……樹海に囲まれた小さな洋館。そこは記憶を失った11人の少年少女が暮らしていました。外界と隔てられたその場所を、ある者は楽園と呼び、またある者は牢獄と呼びます。そして、今……あなた自身も記憶を失いこの場所へ。物語はそこから始まります。    無料体験版ダウンロード